副業の場合の注意点

-副業を始めるためのポイント-

会社にお勤めの方が、起業したいと思った時にまず考える事が、独立するか副業で始めるかという事だと思います。

独立するとなった場合は、勤めている会社を辞めて自分で会社を立ち上げるという流れですので動きとしてはわかりやすいのですが、まずは副業という形でじっくりやっていきたいと思う場合には、いくつか考えなければならない事があります。

副業として会社を立ち上げると、ふたつの仕事をしなければならない事になります。副業をはじめた事によって、本業のお勤めに支障をきたすようでは共倒れになりかねませんので、副業とする事業が「本業の勤務時間外+休日」という限られた時間の中でやっていく事が出来る業種・職種であるかをまず検討しなければなりません。

それから、販売方法や仕入れ方法をどうするかという事も副業では重要なポイントです。例えば、問い合わせや注文方法が全て電話である場合は、自宅の固定電話にしていると日中のほとんどの時間は留守電になってしまうので売りにくいという問題がありますし、携帯電話にすると本業のお勤め中に副業のほうの電話がガンガン鳴ってしまうという事も考えられます。こうなると周りにも悪影響を与えます。

という事で、最近では副業を持っているかたの多くは、インターネットを利用して物やサービスを販売しています。インターネットを利用する事で、お勤めをしながらでも24時間営業が可能になり、また人件費がかかりませんので立ち上げが容易になるからです。

また一般的な会社にお勤めの場合、副業に充てられる時間は夜と土日祝日等の休日ということになりますが、この時間帯では外回りの営業もしにくいですし、取引したい会社があってもその時間は普通の会社は営業時間外ですから動きがとりにくい訳です。ですからインターネットでなくてもいいのですが、自分が勤めている間にも勝手に営業してくれるような仕組みがあるとやりやすくなります。

そして、会社員の方が副業を立ち上げる上で最も気になっているのは、お勤めの会社の就業規則の問題だと思います。
最近では兼業を認める企業も多くなってきていますが、それでもほとんどの企業はまだ兼業を禁止していますので、まずはお勤めの会社の就業規則を確認する必要があります。

兼業禁止規定があった場合ですが、黙って副業するという人もいますが、この場合は、会社にばれるとそれなりに不都合が生じる事がありますので、決してお勧めはしませんし、そういうリスクについてはよく理解をしておかなければなりません。

実際には、会社に許可をもらうか、ご家族などに協力してもらうかということになると思います。

会社に許可をもらうという方法については、必ずしも許可されるとは限りませんが、一般的に兼業が禁止されているのは、「副業を行う事により様々な部分で本業に支障をきたす」「競業(本業と同じ業種)を行う事で、会社に迷惑をかける」等のおそれがあると会社が考えているからですので、そういった部分で会社に迷惑をかけないという事が明らかであれば、許可される場合もあり得るだろうと考えられます。

また、家族などに協力してもらうという方法については、単に名前だけを借りて自分が業務をするということでは実質兼業になってしまいますので、実際の業務は任せて、自分はアイデアを出したり、方法を考えるという形で関わるなどのやり方を考える必要があります。

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